部門
理学療法部門
基本情報

当院は心大血管リハビリテーション施設基準(Ⅰ)を取得しており、理学療法士による心臓リハビリテーションを行っています。入院期から回復期、生活期まで長期にわたって心疾患患者さんの生活の質向上を目指して活動しています。


理学療法部門理念

  • 患者様の生活に寄り添った医療を提供します
  • 急性期から生活期まで個別性を重視して生活の質の向上を目指します
  • 臨床を科学に基づき発展させていきます
特徴

当院の診療放射線部門は、循環器疾患に特化した高度専門技術と知識を有する診療放射線技師が揃う、質の高い医療を提供する部署です。現在、10名の診療放射線技師が在籍しており、そのうち1名は女性です。性別を問わず働きやすい環境が整っており、チーム全体で協力し合う姿勢が特徴です。

以下は、当部門の主な装置と専門技術についての詳細です。

主な業務内容

①入院リハビリテーション

心筋梗塞発症後や心不全増悪、心臓外科手術後の血行動態が不安定な急性期から開始し、安全に筋力・体力の回復を促して、日常生活への復帰を目指します。病態に合わせた個別の介入方法を選択し、必要に応じて心不全チームや退院支援チームなど多職種チームとも連携して早期の退院が可能になるように取り組んでいます。


②外来リハビリテーション

退院後に医師、看護師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーと協働して行う包括的外来心臓リハビリテーションを実施し、運動療法や疾病管理教育、栄養療法などを通じて再発予防や生命予後の改善を目指して活動しています。


②心肺運動負荷試験(CPX)

心肺運動負荷試験(CPX)は運動中の呼気ガス分析や心電図・血圧を計測しながら、エルゴメーターで運動して体力の指標である最高酸素摂取量を測定し、適切な運動負荷強度の決定を行います。また運動負荷を上げた際の心電図の変化や血圧・心拍数の変化を確認することで、安全かつ効果的な運動療法を行うための情報が得られます。


④チーム活動

心不全チームや呼吸サポートチーム(RST)、デバイスチームなど多職種チームにおいて理学療法士の専門性や視点を活かして、より良い医療が提供できるよう活動しています。

スタッフ紹介
理学療法士長 兼 心臓リハビリテーション室長
柴田 賢一


スタッフ保有資格

心臓リハビリテーション指導士
5名
上級指導士
2名
3学会合同呼吸療法認定士
3名
心不全療養指導士
1名
植込み型心臓不整脈デバイス認定士
1名