部門
診療看護師
基本情報
診療看護師(Nurse Practitioner:NP)

当院では現在4名の診療看護師が活躍しています。

心臓血管外科と循環器内科で活動し、常に患者さんを中心に考え、タイムリーに医療に貢献することをモットーに励んでおり、循環器専門病院の特色を理解し、自らの技を磨き続きます。

実績
当院の診療看護師は医師業務をタスクシフト・タスクシェアの実施により医師業務削減に取り組んでいます。
タスクシフトできた時間により、医療の質の向上や外来待ち時間の短縮などにつながり病院への収益に換算することができます。

当院で勤務する4名の診療看護師は、心臓血管外科、循環器内科それぞれに2名ずつ分かれて活動しています。活動内容としては、心臓血管外科担当の診療看護師1人の例を挙げると、
  1. 処置(CV抜去、ドレーン抜去、胸腔穿刺、創処置など)の代行90分、
  2. 手術介助(準備、術中の呼吸および麻酔管理、閉胸、HCUへの患者搬送など)240分、
  3. 術後管理(人工呼吸器離脱準備、薬剤投与量調整など)60分、
  4. 検査代行入力、書類・事務作業など90分
    とすると、1日480分の医師の業務を削減することができています。
救急車受け入れでは、医師と協働して初期対応する事で、患者さんへの説明・同意における初期対応への時間削減が可能となり、速やかに必要な治療介入を行うことができました。場面に応じて、臨機応変に協働することが現場にとって1番の励みになっています。
診療看護師の役割

当院NPが一般病棟で行なっている役割は以下の通りです。

  • 各検査の同意書の取得
  • 手術前検査確認や必要な追加検査の確認
  • 検査結果、手術後の説明
  • 入院手続き、入院書類の管理、入退院日の調整
  • 抜糸・創傷管理・静脈留置デバイス管理などの医療行為
  • 転院搬送の同乗 等

集中治療室で行なっている役割

  • 補助循環患者の全身管理(人工呼吸器・補助循環等)
  • 点滴や鎮痛剤の調整(栄養・水分管理等)
  • カテーテルの抜去(中心静脈カテーテル・シース等)
  • 救急車受け入れサポート
  • 心臓外科術後・心筋梗塞後の全身管理 等

手術室で行なっている役割

  • 麻酔導入時の医師の補助・実施
  • 内視鏡カメラの操作
  • 手術助手 等


循環器専門病院の世界最高水準の医療を提供できるように一緒に働きませんか。 

見学や短期研修等などいつでもお待ちしております。

お問い合わせ

当院の診療看護師に関するお問い合わせは、名古屋ハートセンター代表 052-719-0810 へお掛けいただき、診療看護師にお問い合わせの旨をご相談ください。

スタッフ紹介
診療看護師
小中野 和也


スタッフ保有資格

診療看護師
4名