チーム医療について
心不全チーム
心不全チーム
心不全チーム
心不全のサポートは、心不全患者さんの最適な治療、退院支援、心不全教育を目的とした多職種(医師、看護師、理学療法士、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーなど)で構成される医療チームで行っています。当院では2013年より、2名の慢性心不全看護認定看護師を中心に活動を行っています。
コアメンバー
- 循環器内科医師 2名
- 慢性疾患看護専門看護師・慢性心不全看護認定看護師 1名
- 慢性心不全看護認定看護師 1名
- 認定理学療法士 1名
(2023年4月時点)
チームの役割
入院時のスクリーニング(診断・分類分け)
毎朝のカンファレンスで心不全患者さんの入院時のスクリーニング(診断・分類分け)を行っています。患者さんの状況や意向に沿いながら、最適な治療について主治医と相談をしています。
多職種による回診や症例検討
週に1回、入院中の心不全患者さんに対して、多職種による回診や症例検討を行っています。患者さんの病状や生活状況、併存症に応じた退院支援や転院調整を行います。患者さんやご家族の状況にあわせて、心不全の再悪化を防止するための教育・指導を各職種で協働しながら行います。
サポートやケア、指導
心臓移植した後や左室補助装置(LVAD)、植え込み型デバイスなどが装着された重症心不全患者さんのサポートを行っています。2013年からは『心不全看護外来』を開設し、退院直後やカテーテル手術(TAVI、MitraClipなど)を行った後などの患者さんのケアや指導を行っています。
研究会やセミナーの開催
心不全チームで研究会やセミナーを企画し、院内外の医療者に対する教育や啓蒙活動を行っています。これらの活動を通して、当院にかかられた患者さんだけでなく、地域全体の心不全患者さんが再入院せず、生活の質を損なうことなく生活、療養できることを目指しています。